帆船日本丸 2
日本丸も第二次世界大戦中は帆装を撤去、石炭の輸送に当り、戦後は引揚輸送船として活躍していました。
そして昭和二十八年、ハワイ島へ戦後初の遠洋航海につき、昭和二十九年日本丸二世の進水でその使命を終えて現在のドックにいかりを降ろしています。
日本丸は総トン数二、二七八トン、全長九十七メートル、マストの最高は四十六メートル、一番大きい帆は、畳九十五畳分もあります。
船内見学コースでは、まず船首の甲板に帆船特有の形を知り、最上甲板後部には二人で操作する手動舵輪を、また日本丸竣工時の年号のある時鐘を見ます。
時鐘は当直時間から三十分後に一点鳴らし、さらに三十分ごとに一点増しに鳴らして、八点で交替の合図としたものだそうです。
また上甲板には船長室、士官サロン、調理室、実習生の教室などが造られています。