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2010年04月 アーカイブ

帆船日本丸 2

日本丸も第二次世界大戦中は帆装を撤去、石炭の輸送に当り、戦後は引揚輸送船として活躍していました。
そして昭和二十八年、ハワイ島へ戦後初の遠洋航海につき、昭和二十九年日本丸二世の進水でその使命を終えて現在のドックにいかりを降ろしています。

日本丸は総トン数二、二七八トン、全長九十七メートル、マストの最高は四十六メートル、一番大きい帆は、畳九十五畳分もあります。

船内見学コースでは、まず船首の甲板に帆船特有の形を知り、最上甲板後部には二人で操作する手動舵輪を、また日本丸竣工時の年号のある時鐘を見ます。
時鐘は当直時間から三十分後に一点鳴らし、さらに三十分ごとに一点増しに鳴らして、八点で交替の合図としたものだそうです。

また上甲板には船長室、士官サロン、調理室、実習生の教室などが造られています。

帆船日本丸 3

日本丸の総帆展帆は年に十数回行い、国民の祝日にはA~Z、1~0の信号旗を掲げる満船飾を行います。
合計二十九枚の帆は、訓練を終えたボランティア八十名が約五十分かけて掲げます。

展帆のボランティアには女性の参加も多く、昭和六十三年秋には、女性ばかり八十九名の手で総帆を行い、観衆の大喝采を浴びました。

ボランティアの資格は日本丸に併設する訓練センター海洋教室で行われて、女性は二十歳以上四十歳以下、県外からの申し込みも受け付けます。
ある女性は三十九歳になったため、最後の展帆に参加してみたいと話していました。

帆船をはじめ、船の変遷、また横浜港の歩みなどは、日本丸に付属するマリタイムミュージアムの展示に見ることができます。

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